2019.1.30
1.中島晃代表からのメッセージ
2.中島平太郎さんの思い~書著「次世代オーディオに挑む」から
3.たまごスピーカとその後
4.今後のセミナー予定
5.コンサルタント
1.中島晃代表からのメッセージ
昨年の6月25日、日本オーディオ協会とソニーOBが中心になり。父(平太郎)を偲ぶ会をホテル雅叙園東京で開いていただきました。
会には父と交流のあった、日本オーディオ協会、NHK、日本音響学会、レコーディング業界、出版社、ソニー、太陽誘電、ビフレステック、三菱ケミカルなどの関係者およそ200名が参加されました。参加された方および運営に当たった方々に改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。
その際、私は父が亡くなる直前の、皆さんがご存知ない父とのエピソードなどをお話致しました。
私は、オーディオの研究、開発等に関しましては専門家ではございませんが、オーディオに関する特許の調査などに10数年従事してまいりましたので、NHラボに何らかの貢献ができるのではないかという思いと、父のオーディオに対する情熱を少しでも引き継ぐことができないかという思いで、父の没後はNHラボの代表を父に代わって私が引き継いでおります。
そんな中で、昨年春以来中断していたセミナーの開催を望む声が外部からちらほら耳に届くようになり、ラボ内でもセミナ―再開のプランを話し合ってきました。その中心となることは、父亡き後、セミナーの魅力は何だろうかということでした。
これに対して、外部の方から「中島平太郎さんが亡くなったこれからは、平太郎さんの遺志を受け継いでいるラボのメンバーに、オーディオをディスカスする場を用意していただければありがたい。このような場は他にはなかなか見いだせない」という声がよせられました。
そこで、NHラボ内でディスカスを重ねた結果、次の2つの考えのもとにセミナーを再開することにいたしました。
1.父(平太郎)の求心力をベースに成立していた今までのセミナーの進め方から、父(平太郎)の志(想い)を元にして、NHラボメンバーと,父の仕事に何らかの関係のあった参加者の皆さんとでセミナ―を作り上げるという形にできないか?
2.セミナーはNHラボメンバーが主体で進めますが、父の仕事と何らかの関係のあった外部の方々の技術、知識、経験を皆さんに紹介していただき、オーディオ談義する場にできないか?
というものでございます。
セミナーの企画案については、参加者の皆さんのご意見を拝聴して作り上げてゆきますが、どのくらい魅力的なセミナ―にできるかがカギとなると考えます。
このような考えでセミナーを再開致しますが、今日は次の4つのテーマ、すなわち、
1)父(中島平太郎)の考えや、やろうとしていたこと
2)NHラボのたまごスピーカの現状と今後の方向
3)企画立案中のセミナー
4)NHラボとして受託できるコンサルタント業務
についてNHラボから紹介致します。
皆様どうぞごゆっくりお聴きいただき、忌憚のないご意見をお願い致します。
中島晃
2.中島平太郎さんの思い
著書「次世代オーディオに挑む」に書かれている中島平太郎さんの思いを再考しました。
3.たまごスピーカとその後
たまごスピーカをベースに検討してきたこと、ユーザのご要望、今後の方向などの概要を説明しました。
4.今後のセミナー予定
セミナーの内容は今後順次ホームページやメールでご案内いたします。
5.コンサルタント
NHラボで受託できるコンサルタント業務の概要と例を紹介しました。